豊橋市のオーダースーツ店でビジネスカジュアル入門

INDEX

1 シャツ生地の名門カンクリーニ（CANCLINI））でオーダーシャツを
2 オーダーパンツにはイタリア生地Eトーマス(E.Thomas)
3 オーダーパンツにひとヒネリ、尾錠（サイドアジャスター）
4 ビジネススーツ、成人式のオーダーはジャソールまで

愛知県豊橋市水上ビルのオーダースーツ専門店「テーラージャソール」でございます。名古屋、岡崎、豊田、田原、静岡、浜松のお客様もご気軽にご相談ください

シャツ生地の名門カンクリーニ（CANCLINI））でオーダーシャツを

本日のご紹介は、初めてテーラーと呼ばれるオーダースーツ店の当店を利用してくれた中学校時代のバンド仲間もあった同級生のHくん。私が地元へ戻りUターン起業した際もすぐに声をかけてくれ、大変嬉しい気持ちでした。

すっかり地元有名スーパーの鮮魚チーフとして有名人になったHくん。休日はサーフィンに精を出し、シングルモルトを愛飲するすっかりと良い味の出た紳士として再会。仕事用のスーツも良いのですが、休日や、ビジネスカジュアルにも使えるシャツや、スラックスをご紹介させていただきました。

シャツにオススメさせていただいたのはカンクリーニ。Canclini社は1925年にイタリアのコモ地方にで創業したシャツ生地専業メーカーで、現在でも非常に高品質なシャツ生地を生産しており、世界中のメゾンを顧客に抱えています。

ゼニア、クリスチャンディオール、ルイヴィトン、カナーリなど世界中のビックメゾンが使用しており、肌触りはまさに異次元、素肌で袖を通すと鳥肌が立つほど気持ちが良いのです。ビジネス用のシャツ生地だけではなく、遊び心のある洒脱な生地なのも特徴で、今回のお仕立も非常に珍しいベージュブラウンの生地。

カジュアル使いも視野に入れて台襟を少しだけ低めに設定し、ノーネクタイでもお洒落なホリゾンタルカラーに。通常貝ボタンを使用するシャツですが、ここにも少し遊び心を加え、高級スーツの代名詞でもある本水牛ボタン（ホーンボタン）を使用し胸もとにアクセントを添えております。
このように、オーダーシャツもとことんお客様のライフスタイルに合わせて細かくデザインさせていただきます。

オーダーパンツにはイタリア生地Eトーマス(E.Thomas)

そして、もう一つのお仕立てはスラックス。
オーダースーツ生地としても定評のあるイタリアのEトーマス（エルネスト・トーマス）ですが、私の印象はジャケット生地や、パンツ生地で非常にコストパフォーマンスが良い高品質な生地を生産しているイメージがあります。

1922年に創立したイタリアの老舗高級メーカーであるイートーマス。色味や、カシミアや、柔らかな肌触りの生地に定評があり、オーダーの楽しさを味合わせてくれる生地です。

今回は近年ますます注目を浴びているグリーン系のカラーをオススメさせていただきました。カーキとよく言われる色ですが、本来のカーキはベージュ系の色を指すため本当は間違い。正式にはオリーブや、グリーン系のカラーです。

元々スーツ生地や、オーダー生地に少ないグリーン系のカラーですが、近年スーツのカジュアル化の流れに乗って、世界各国からグリーン系のカラーが発表されています。今回、Hくんにオススメさせていただいたのも、カジュアルでの使用が多いとヒアリングさせていただいたので強くプッシュさせていただきました。

グリーン系のカラーの特徴は実は明るい色のトーンのアイテムとの相性が良く、男性のコーディネートでよく使用されがちな白や、黒にも頼らず、赤や、オレンジなどの暖色系から、パープルなどの難易度の高いアイテムとも好相性です。色々なアイテムとのコーディネートが楽しいのもこのカラーの特徴でコーディネートの困ったときの相棒となってくれるはずです。

オーダーパンツにひとヒネリ、尾錠（サイドアジャスター）

当店のオーダーアイテムは普遍的にカッコイイものをご提案しておりますので、あまりにも奇抜なデザインはオススメしておりません。そこでよくワンポイントとしてご提案しているのがこの尾錠（サイドアジャスター）です。

少し引っ張ればウェストのフィット感を数センチ変えてくれる優れもので、ベルトレススタイルが人気となっている今ではかなり認知されているように感じます。

ウェストのサイズがほとんど変わらない！という自信のある方はベルトループも排して腰オビ（ウエスマン）の部分に尾錠を付けてしまいます。これによりベルトレススタイルとなりより洗練された印象を演出できます。

今回のオーダーシャツと、オーダーパンツのように全体のトーン（色調）を整え一色でまとめたスタイリングを、ワントーンコーディネートと言い、近年のトレンドとなっています。
オーダーならばサイズももちろんバッチリ。店主加藤のオーダースーツ店には少々過剰でマニアックなディティールに楽しんでいただきつつ、コーディネートのステップアップをしたい方はぜひご相談ください。