JAZOUL Journalジャソール ジャーナル
ビジネスカジュアルのおすすめ紺ブレのオーダージャケット~前編~
INDEX
愛知県豊橋市水上ビルのオーダースーツ専門店「テーラージャソール」でございます。
大定番紺ブレ(ネイビージャケット)のオーダージャケット
今回はビジネスカジュアルの大定番、ビジネスにもプライベートにも大活躍の紺ブレ(ネイビージャケット)をオーダーサンプルをご紹介させていただきます。
古くからスーツとは別に紳士服として一着は良いものを持っておけと言われるのが紺ブレ、名前のそのままに紺無地のブレザージャケットの総称で、コーディネートの幅が広く、ビジネスにもカジュアルにも幅広く使えるのが人気の秘訣となっています。
当店ではアメリカや、英国で親しまれた伝統的なデザインに、軽量で艶っぽいイタリア、ナポリの仕様を取り入れることでより現代的にご着用いただけるジャケットにお仕立てしています。
おしゃれな紺ブレはナポリ仕様のマニカカミーチャ(シャツ袖)
聴きなれないこの言葉はイタリア語で、マニカ(袖)、カミーチャ(シャツ)の事で日本では「シャツ袖」と呼ばれています。イタリアの南部ナポリ独特の高級スーツの仕様であり、これはタレワタというスーツの袖には必ず縫い付けられている下地を一切使用せずに、袖付けをする際にいせ込み(ギャザーを入れながら、丸みをつけて立体的に袖付けをする方法)ながら袖付けを行うので、軽量さや、可動域が増えて軽やかにするナポリ独特の仕立てです。
マニカカミーチャ 通常の袖付け
この画像のように肩の縫い付け部分がふっくらと盛り上がらずに柔らかな雰囲気になりいせ込みの際のシワが入り、このシワが雨が降っているように見えるため(雨降り袖)とも呼ばれています。
撫で肩に見える仕様ですがこの雰囲気がこなれた感じにしてくれ、イタリア的な色気のありリラックスしたジャケットの着こなしにはピッタリ。ビルドアップした英国的なジャケットもお仕立ももちろん可能なのですが、ビジネスカジュアルに関して言えばこちらの方がおしゃれにコーディネートできると思います。
スーツと一緒じゃダメ。カジュアルに着こなす紺ブレの極意
スーツのお仕立て方法と、ビジネスカジュアルのジャケットのお仕立て方法はとても似ていますが、細かいデザインに気を配るとグッと着こなしが良くなります。
まずフロントボタンの数、通常当店でオススメしているスーツのフロントボタンの数は2つボタンですが、ビジネスカジュアル用のジャケットでは3つボタン段返りがオススメです。
3つボタン段返り仕様はアメリカの伝統的なアイビースタイルであり、スーツスタイルよりも少しカジュアルな印象になります。初めて紺ブレをお仕立てになる場合はこのお仕立てがオススメです。
そして腰ポケットはフラップではなく、パッチポケットに。こちらもカジュアルジャケットならではの仕様でこれだけでビジネススーツとは違う着こなしが出来ます。
これだけでビジネスカジュアルの定番、グレースラックスとコーディネートや、ジーンズなどの相性も良くカジュアルにも使うことが出来ます。
次回はグレースラックスを合わせてコーディネートのご紹介をさせていただきます。
ビジネススーツ、成人式のオーダーはジャソールまで
現在、納期は1.5ヶ月~2ヵ月となります。まずはご来店予約をお待ちしております。
オーダースーツ 料金
3ピース(ジャケット / パンツ / ベスト) 18万円(税別)〜
2ピース(ジャケット / パンツ) 15万円(税別)〜